福岡県大牟田市の大牟田病院で職員が体に障害がある入院患者複数に対して、
性的虐待を繰り返していたことがわかりました。
病院は「職員の倫理観が欠如していた」として2日、記者会見で説明するとのことです。
現状わかっている内容をまとめてみました。
犯行内容とは
事件の発覚は、昨年の12月。
入院患者が「男性介護士から下半身を触られた」と病院に訴えたことで、被害が発覚した。
調査を進めたところ、
虐待をされていたと思わしき患者数は、男女合わせて11人。
この11人はいずれも身体的な障害を抱えていました。
中には全身の筋肉が徐々に弱っていく国指定の難病「筋ジストロフィー」の患者もいたということです。
そのうち6人(女性4人、男性2人)は性的な行為を含む虐待を受けていたということが明るみになっています。
内容は現状わかる範囲ですが、
男性職員らが就寝中の患者の陰部を揉んだり女性患者の胸付近を触ったりする行為をしていた。
これはもう虐待ではなくて、歴とした性犯罪やないですか。
虐待には男性介護士や看護師、あわせて5人が関与したことがわかっています。
虐待を行った男性職員は「通常の介助行為で、虐待にあたるとは感じていなかった」などと話しているとのこと。
就寝中の患者の陰部を揉むのは通常の介助行為なのか。。。!?
虐待と認定された行為については、
①就寝時に陰部を直接もむ
②入浴介助の際に複数の職員が利用者の陰部を素手で洗い過剰な刺激を与え、わいせつな声かけ
③コミュニケーションを取る際に脇をくすぐり、女性患者の胸付近を触る
④介助の際に女性患者の胸をつかんだり、陰部を長時間観察する
yahooニュースより
普通に犯罪だと思うんですが・・・。
犯人は???
虐待には男性介護士や看護師、あわせて5人の男性が関与したことがわかっています。
誰がやったのかという情報までは、記者会見では出てこず。
特定を急ぎたいところです。
事件の舞台・大牟田病院とは。利用者のレビューは?
大牟田病院について
独立行政法人国立病院機構大牟田病院(どくりつぎょうせいほうじんこくりつびょういんきこうおおむたびょういん)は福岡県大牟田市にあります。
国立病院であり、神経・筋疾患、呼吸器疾患への専門的医療、重症心身障害児・者への専門的療育、および認知症診療を中心とした医療をおこなっているようです。
設立の流れとしては、
結核療養所として創設され、戦後の厚生省移管により国立療養所に。
現在は福岡県認知症医療センターが設置され認知症診療における地域中核病院としても機能しているようです。
結核の療養所として創設されたのなら、相当歴史のある病院ということですね。
グーグルでの利用者のレビューは???
☆2.9でGoogle口コミは28件でした(240501時点)
ただ、良いレビューと悪いレビューが分かれてるようにも思えました。
良いものは<呼吸器>を受けた方。
悪いものは内容が書かれず、☆1が多いんです。
これって考えようでは、無言の訴え的にも捉えられませんか・・・?
☆1でレビューのあるものを転載させていただきます。
4年前のレビューですが、筋ジストロフィー病棟は綺麗にならないと書かれていますね。
こういうのを見ると衛生面も心配になります。
筋ジストロフィーについて
この病気は、身体の筋肉が壊れやすく、再生されにくいという症状をもつ、疾患の総称です。
平成27年7月から、指定難病となりました。
人は遺伝子の中に多くの変異を持っています。
いくつかの変異は、筋ジストロフィーという症状になって現れるようです。
初期の症状としては、筋力の低下によって身体を動かすことが難しくなったり、
呼吸・飲み込み・血液循環等に機能障害が出たりします。
非常の怖い病気ですね。これといった治療薬はなかったようですが、
特定の型の薬は発売されたようです。
医療の進歩は目まぐるしいので、多くの方が助かる未来が早くきてほしいです。
まとめ
逮捕に至ったのは本当に良かったと思います。
病気で動けない中、尊厳を傷つけられた方々や、信じて預けていたご家族のことを考えると
本当に胸が痛くなる事件だと思います。
犯人には厳罰はもちろんですが、同じような事件が起こらないように
法的な措置だけでなく、病院独自でも対策をしてもらえると利用側は安心だと感じました。
犯人が分かりましたら、追記していきます!
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