2024年5月2日。脚本家の小山内美江子さんが、老衰のため死去されたと報じられました。年齢は94才。
TBS「3年B組金八先生」やNHK連続テレビ小説「マー姉ちゃん」、大河ドラマ「徳川家康」、「翔ぶが如く」など
多くの名作ドラマの産みの親として知られています。
あまり知られていないと思いますので、小山内美江子さんの過去の探りつつ、若い頃の画像も載せますね。
小山内美江子さんの訃報を聞いて
X(旧Twitter)でも喪失感を隠せない投稿が目立ちました。
ウルトラQや金八先生で、小山内美江子さんのことを知ってる方が多いようでした。
作品は残り続けるということですね。。。
小山内美江子さんについて
どのような生い立ちだった?
生まれは、1930年。神奈川県横浜市。
鶴見区鶴見高等女学校(現在の鶴見大学附属高等学校、学校法人総持学園)を卒業します。
1951年、高校卒業後に映画の記録係(スクリプター)になりました。
元々は映画監督を志望していましたが、その当時は”女性では監督は無理”と言われていたため、
撮影現場で監督の隣にいられる職を選んだようです。
結婚、妊娠、長男出産の後に脚本家へ。
初脚本作品は、1962年2月10日放送のNHKのテレビドラマ「テレビ指定席」枠の「残りの幸福」。
どんな作品か探してみたんですが、見当たりませんでした・・・。
1962年、長男の剛くんを無事に出産。ですが、その後離婚し、シングルマザーとなります。
その後、多くの作品を手掛けられました。
特に教育や子育てへの思いを込めたもの(『3年B組金八先生』『親と子の誤算』『父母の誤算』)などで
教育界でも知られていくようになります。
小山内美江子さんの若い頃の画像
若い頃の画像を見つけることはできませんでしたが、2011年にかまくら春秋社から出版された本があります。
こちらの表紙にその当時の顔を伺うことができます。猫もお好きだったんですね!
まとめ:小山内美江子さん
訃報のお知らせを知った時は、一つの時代が終わったのかなと感じてしまいました。
それだけ多くの素晴らしい脚本を残されているからかなと。
作品は残り続けるというのが相応しい方だなと、改めて感じました。
葬儀は、小山内美江子さんの遺志により家族のみで執り行われたとのことです。
ご冥福をお祈りいたします。
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